ColorBars
(int "width", int "height", string
"pixel_type")
ColorBars
フィルタは、任意の画像サイズの SMPTE カラーバーからなるビデオクリップを生成します。生成されるクリップは、640x480、RGB32 [16,235]、29.97 fps、長さ 1 時間です。
テストトーンも生成されます。テストトーンは、48KHz、16 ビット、ステレオで、440Hz の正弦波です。トーンは、1秒ごとにオン・オフを切り替えながら、右のスピーカーで振動します。
v2.56 で、pixel_type ("YUY2" または "YV12")が追加されます(デフォルト "RGB32")。pixel_type = "YUY2" は、以下のスクリプトとほぼ同じです。
ColorBars().ConvertToYUY2(matrix="PC.601") # 輝度の範囲を圧縮しない
YUV フォーマットのデータを直接生成する時、色の変わり目は、一列に並べられた色差の境界線上で起こるように配置されます。*1
カラーバーの下部は、PLUGE*2 と呼ばれます。左から順に、-I、白、+Q、黒, -4/0/+4 IRE レベル、そして黒となっています。-4/0/4 IRE レベルは、明るさを正しく設定するために使われます。-4 IRE と 0 IRE は同じ明るさを持ち、+4 IRE は -4/0 IRE より少し明るくなります。-I と +Q は、NTSC (アナログテレビ)ではもう使用されないためそれほど重要ではありませんが、かつては色度を正しく設定するために使われていました。カラーバーと PLUGE についての詳細は、こちら にあります。
更新履歴:
v2.56 | pixel_type を追加 |
原文 Date: 2008/03/25 21:50:24
日本語訳 $Date: 2008/07/07 21:54:08 $
rgb2yuv = ColorBars().ConvertToYUY2(matrix="PC.601").Crop(0,0,640,120).Subtitle("""ColorBars().ConvertToYUY2(matrix="PC.601")""").Letterbox(2,2,2,2) yuvdirect = ColorBars(pixel_type="YUY2").Crop(0,0,640,120).Subtitle("""ColorBars(pixel_type="YUY2")""").Letterbox(0,2,2,2) StackVertical(rgb2yuv,yuvdirect)