ワークフローの統合: Lightroom
Photoshop Lightroom (アドビ システムズ製) は写真を編集するための「外部エディタ」として他のアプリケーションを選択できます。LightZone を外部エディタとして設定することもできます。さらに、LightZone は直接保存を設定することで Lightroom とシームレスに統合できます。
註: ここで述べる情報は Lightroom バージョン 5.2 の時点のものであり、より新しいバージョンでは変更が必要な場合があります。
Lightroom を設定して LightZone と一緒に使えるようにするには:
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Lightroom で「編集」→「環境設定...」を選択します。
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「外部編集」タブをクリックします。
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「追加外部エディター」で「選択...」ボタンをクリックします。
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LightZone を探して選択します。
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「ファイル形式」は TIFF を選択します。
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「bit 数」は 16 ビットを選択します。
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「外部編集ファイル名」で、「テンプレート」をクリックして「編集...」を選択します。
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「ファイル名テンプレートエディター」で、テキスト エリアに {Filename >>}-Edit と入力します。
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例に IMG_0002-Edit.psd と表示されているのを確認し、「完了」をクリックします。
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「環境設定」ウィンドウを閉じます。
別の方法として、左の AppleScript のアイコンをクリックして Lightroom を自動設定することもできます。(Lightroom を起動している場合は、先に終了する必要があります。)
外部エディタを使用する際に、Lightroom には以下の 3 つの選択肢があります:
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元画像を編集する
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コピーを編集する
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コピーを Lightroom Adjustments を使って編集する
Raw 画像では、Lightroom では 3 番目の選択肢しか選べません。JPEG 画像または TIFF 画像でも、元画像が変更されるのを防ぐため「コピーを Lightroom Adjustments を使って編集する」を選ぶのが良いでしょう。その場合、Lightroom は次のように動作します。
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写真を TIFF 形式でコピーしたものを作成する。
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その TIFF 画像を現在の Lightroom ライブラリに追加する。
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TIFF 画像を外部エディタに渡す。
LightZone を設定して Lightroom と一緒に使えるようにするには:
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LightZone で「編集」→「設定...」を選択します。
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直接保存チェックボックスにチェックが入っているのを確認します。
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環境設定ダイアログを閉じます。
以上で設定が完了し、Lightroom で写真を選択して LightZone で編集できるようになりました。
Lightroom の写真を LightZone で編集するには:
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編集したい写真を Lightroom で選択します。
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「写真」→「編集」を選択します。(Lightroom は写真編集ダイアログを表示して 3 つの選択肢を提示します。)
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元画像の場合、「コピーを Lightroom Adjustments を使って編集する」を選びます。以前にコピーとして作った TIFF 画像の場合、「元画像を編集」を選択します。 (LightZone が起動して写真が開きます。)
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LightZone で写真を通常どおりに編集します。
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「ファイル」→「保存」を選択して Lightroom に戻ります。(LightZone は編集済みの写真を TIFF 画像に上書き保存し、Lightroom に切り替え、Lightroom はその編集済みの TIFF 画像を再読み込みします。)
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Lightroom に戻ると、編集済みの写真が再読み込みされます。
註: Lightroom の他の設定によっては、LightZone で編集した TIFF 画像のサムネイルに Lightroom が感嘆符を付けることがあります。感嘆符をクリックすると、Lightroom は写真のメタデータが他のアプリケーションで変更されたことを通知し、データをどのように同期するか尋ねてきます。一番安全なのは「設定を上書き」することです。